2008年12月2日火曜日

茂山狂言会

 数十年ぶりに狂言を観る機会があり、会場に向かいました。

開演40分前だったのですが、会場の周りには人だかりができていました。

見渡すと、やはりといいましょうか年配の方々ばかり。

それを横目に見ながら会場内に入っていきました。

会場自体がかなり古く、座席もすこし狭い感じがしました。

私はあまり人の集まる所へはあまり好んで行きません。

というのも、そういった所には必ずマニアというか、ファン

なのでしょうが、やたらとテンションが高く、必要以上にしゃべる。

講釈が長い。周りが見えていない人が多いように思います。

こういった経験を2、3度すればもういいや、という気持ちになります。

狂言会はというと、久しぶりに生の舞台を観るので少し楽しみに

していました。

前説の人が出てきて、今日のお題の説明や狂言の歴史などについて

話をしました。

狂言というのは、もともと能の合間に演じられていたようです。

悲劇が題材の能と喜劇が題材の狂言を一幕づつ交互に演じたようです。

悲劇ばかりが続くと観る方も心が沈みこんでしまいます。そこで緊張の緩和

といいますか、そういう配慮からこのような形式になったようです。

その狂言が独立してこういった狂言会が行われているということでした。

私の中で狂言のヒーローといえばやはり太郎冠者。

太郎冠者は特定の人物ではなく、いろいろな題目に出てくる

ふつうの人なのですが、お笑いの中心人物ということです。

今回は3本立てでしたが、2時間位の時間で幕になりました。

久しぶりに狂言を観て、おもしろかったな~。

2008年12月1日月曜日

昨日の篤姫

 毎週楽しみに観ています。

昨夜はこのドラマのクライマックス「江戸城無血開城」のシーンでした。

いよいよ明治維新へのカウントダウンですね。



 この幕末から明治維新にかけての時代劇は主人公が多く

坂本龍馬、勝海舟、高杉晋作、西郷隆盛、新撰組などなど。

しかし、女性の主人公といえば天璋院篤姫ぐらいでしょうか。

あと皇女和宮。でも二人はセットで出演というのが多いようですね。



そもそも時代劇ってどんな印象ですか?

何時の時代を時代劇と言うのでしょうか?



文献によると、平安時代から明治維新にかけての作品が時代劇と呼ぶそうです。

卑弥呼の時代はどうも時代劇という感じではないですね。

また、外国の作品も時代劇と呼ばず、歴史劇と呼ぶそうです。



一昔は時代劇は映画で観るものという感じがしましたが、

現代ではテレビ時代劇が主流ですね。

水戸黄門、子連れ狼、暴れん坊将軍、清水の次郎長などなど。



私も機会あるたびにテレビ時代劇はよく観ます。

時間の合わない時は録画して観ています。



テレビ時代劇は善人、悪人がはっきりしていて、観ていても安心感があるというか

最後には悪人が懲らしめられて終わり。実に爽快な気分になります。



最近の若者は、あまり時代劇に興味がないようですね。

おもしろいのにな~。

時代劇リンク