2009年2月2日月曜日

時代劇 鬼平犯科帳

 アンコール上映で鬼平犯科帳第3シリーズの再放送を観ました。

今から何年前になるのか、若かりし日の水野真紀が出演していました。

役柄は男好きで、盗賊の手下として「引き込み役」をしていました。

こんな汚れ役は今では考えられませんが、若い頃は誰もが通った俳優の道なんでしょうか。

この鬼平こと長谷川平蔵の奥方役の多岐川由美もしかりです。

多岐川由美は今活躍中の多岐川華子の母親で、色白で清楚なところがいいですね。

初めてこの多岐川由美を観たのは30年以上前のことだと思うが、「愛と誠」というマンガが映画化されて、その映画のなかで影の番町役を演じていました。

そのイメージが強かったので、久しぶりに長谷川平蔵の奥方役で観たときは役柄の違いに驚かされました。

いまでは、長谷川平蔵の奥方、久栄役がぴったりです。

鬼平犯科帳を観る楽しみがあり、もちろん内容的にはいつも満足していますが、もう一つあります。

それはエンディングテーマです。

初めてこの曲を聞いた時、何ともいえない良い心持になったことを覚えています。

ジプシーキングスの演奏するインスピレイション。

ギターの奏でる音に耳を傾けメロディーを口ずさんでいる自分がいました。

他の曲も聴いてみたいと思い、ジプシーキングスのアルバムを買い聞いてみると、想像していた物とは裏腹で、ギターの伴奏だけの曲はインスピレイションを含めわずか2曲しかありませんでした。

ギターの伴奏が聴きたかったのに、少し残念でした。